食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03511010149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肥育牛に用いる飼料添加物としての製剤Biosprint (Saccharomyces cerevisiae(サッカロマイセス セレビシエ))の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2011年11月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月29日、肥育牛に用いる飼料添加物としての製剤Biosprint (Saccharomyces cerevisiae (出芽酵母)(サッカロマイセス セレビシエ))の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2011年11月15日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 当該添加物製剤のBiosprintは、Saccharomyces cerevisiaeの細胞を含有する微生物飼料添加物である。申請者は、肥育牛用飼料に畜産学的添加物(機能グループ:腸内細菌叢の安定剤)として、4×10の9乗CFU (訳注:コロニー形成単位)/kg配合飼料の最小用量及び9×10の9乗CFU/kg配合飼料の最大用量で使用する場合における本製剤の再評価を要請している。
2. Biosprintの直近の安全性評価は2010年に行われたため、「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、安全性の再評価は不要と考えた。
3. 肥育牛を用いた6つの有効性試験のうち4試験の実験デザインにおける顕著な欠点のため、2つの試験についてのみ検討することが可能であった。1試験においてのみ、体重増加の有意な有益性の科学的根拠が示された。したがって、FEEDAPパネルは、肥育牛用飼料に使用した場合におけるBiosprintの有効性ついて結論を出すことができなかった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2439.pdf