食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03510820149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、微生物学的リスク評価ネットワークの年次報告書を公表
資料日付 2012年1月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事) 欧州食品安全機関(EFSA)は1月10日、微生物学的リスク評価ネットワークの年次報告書(6ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
 加盟国との協力及びネットワークについてのEFSAの戦略に従い、2007年に微生物学的リスク評価(MRA)に関する科学ネットワークを開始した。この科学ネットワークの総合目標は、
(i) 参加者間の対話を向上させる
(ii) リスク評価の原則の相互理解を構築する
(iii) EUで実施された科学的評価の知識及び信頼性を高める
(iv) 加盟国とEFSAの間で現在のプロセスの透明性を高める
ことである。それらによって、EUで開発されたリスク評価の調和レベルを高めることを目指している。
 2011年6月に開催された第5回ネットワーク会合では以下の問題について議論された。すなわち、ドイツでの大腸菌(STEC 血清型O104:H4)集団感染、英国での種子スプラウト (bean sprout)と関連したSalmonella Bareilly集団感染、新興ハザードとしてのListeria monocytogenes、農業部門での抗生物質耐性の選択防止の可能な制御オプション及びノルウェーにおけるエルシニア症の発生である。さらに、参加者は、加盟国レベル及びEFSA内で前回の会合以降に実施されたリスク評価活動に関する情報交換をおこなった。
 MRAネットワークは、農業部門における抗生物質耐性の選択防止の可能な制御オプションに関する考察書を起草し、「生物学的ハザードに関する科学パネル」(BIOHAZ パネル)へ情報提供した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/doc/198e.pdf