食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03490450314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、きゅうりに検出された農薬フェナミホス残留値は子供にとって健康リスクとなるとする意見書を公表
資料日付 2011年12月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は12月1日、きゅうりに検出された農薬フェナミホス残留値は子供にとって健康リスクとなるとする意見書(2011年11月8日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 ブランデンブルグの食品監視所により、きゅうりから高濃度のフェナミホスが検出された。BfRは、この0.11mg/kgきゅうりのフェナミホス残留が消費者に健康影響を及ぼすかどうかについて評価した。測定したきゅうり中のフェナミホス濃度は、子供に急性影響を与えるほど非常に高い一方、成人に対しては急性影響はない。ドイツにおけるきゅうりの摂取データ及び欧州における欧州食品安全機関(EFSA)の残留農薬摂取量の算出モデル(PRIMo)により当該きゅうり摂取によるフェナミホス摂取量を推定した結果、子供においては急性参照容量(ARfD:0.0025mg/kg体重)の最大257%に達することが判明した。成人では、ARfDの最大87%となる。
 有効成分であるフェナミホスは神経毒性があり、神経系の信号伝達に悪影響を及ぼす可能性がある。現在、ドイツにおいてはフェナミホスを含む農薬製剤は認可されていない。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/343/gemessene-rueckstaende-des-pestizids-fenamiphos-auf-gurken-sind-ein-gesundheitsrisiko-fuer-kinder.pdf