食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03480840104 |
タイトル | 米国疾病管理予防センター(CDC)、インフルエンザウイルス新型株の感染症例ついて発表 |
資料日付 | 2011年11月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)は11月22日、3人の児童がインフルエンザウイルスの新型株に感染したというアイオワ州からの届出について発表した。概要は以下のとおり。 感染した3人は相互に接触があった。アイオワ州立衛生試験所のウイルスサーベイランスで見つかったもので、ほかに感染者はいない。 CDCが検査で確認したところ、ウイルスは他の3州で見つかった豚由来インフルエンザウイルスA(H3N2)に似ている。見つかったウイルスには、どれも2009H1N1ウイルスに由来する「マトリクス[M]遺伝子セグメント」がある。この遺伝子の組合せは7月にヒトで初めて同定され、以来数人から検出されて計10人となっている。10人とも回復し、3人は入院したが、ほかは概ね軽症であった。 これらウイルスは、ヒトインフルエンザA(H3N2)ウイルスとは実質的に異なるため、季節的なワクチン接種をしても、成人への効き目は限られており、子供には全く効果がない。しかし、これまでのラボ試験で、オセルタミビルとザナミビルに感受性があることが示されている。CDCは、季節性インフルエンザ及び豚由来インフルエンザの治療にこれらの薬剤使用を推奨する。 今回の3症例以外は、豚との接触による感染がほとんどであったが、今回はその点が明らかになっていない。現時点では、非持続性のヒト・ヒト感染が生じた可能性が考えられる。これらウイルスは、数州で豚から検出されている。しかし、豚肉や豚肉製品との接触でウイルスが拡散することはない。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(微生物)No.24/2011(2011.11.30)P3~5 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
情報源(報道) | 米国疾病管理予防センター(CDC) |
URL | http://www.cdc.gov/media/haveyouheard/stories/iowa_influenza.html |