食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03470560450
タイトル Eurosurveillance:「2011年10月にルーマニアで発生した炭疽2症例」
資料日付 2011年11月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance (Volume 16
, Issue 45
, 10 November 2011)に掲載された論文「2011年10月にルーマニアで発生した炭疽2症例」の概要は以下のとおり。
 2011年10月、ルーマニア南東部の人口3
,400人の小村から炭疽確定症例2例が報告された。 1例は皮膚炭疽及び炭疽髄膜脳炎を発症して死亡、もう一例は皮膚炭疽を発症していた(現在回復)。いずれもBacillus anthracisに感染した牛の肉の摂取、あるいはと畜作業中に暴露した。
 疫学調査によると、患畜は自家用飼育されていた牛で、同年4月に炭疽ワクチンを接種されていたが、食肉からB.anthracisが検出された。この村では他に感染したヒトや炭疽関連で死亡した動物は報告されていない。9人が牛のと畜に関与、または加熱不十分な肉を食べていた。2例目は肉を食べただけであったが、恐らく生の肉に触れた時に感染したとみられる。
 EUでは2006~2008年に、炭疽症例が13例報告されている。内訳はルーマニア3人、スペイン3人、ブルガリア3人、ギリシャ2人、英国2人となっている。2008~2010年はルーマニアで炭疽症例の報告はなかった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) Eurosurveillance
情報源(報道) Eurosurveillance
URL http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=20012