食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03470030314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、野生獣肉におけるダイオキシン類及びPCB類含有量は健康リスクを招くことはないとする意見書を公表
資料日付 2011年11月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は11月14日、野生獣肉におけるダイオキシン類及びPCB類含有量は健康リスクを招くことはないとする意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 野生獣肉は、ダイオキシン類及びPCB類の含有量が高い可能性がある食品である。BfRは、野生のイノシシ、ノロジカ、ダマジカ及びうさぎの肉及び内臓におけるダイオキシン類及びPCB類の含有量に関する新たに入手可能となったデータを基に消費者の健康リスクを評価した。
 結果:BfRは、一般消費者は2回/年、高摂取者は約10回/年、野生獣肉を摂取するという前提で評価した。これらの群では、健康リスクはない。一方、狩猟家の家族のように、90回/年以上の野生獣肉を摂取し、特にしばしばダイオキシン類及びPCB類の含有量の高い内臓(特に肝臓)を摂取すると、健康リスクがある。(野生のイノシシの肝臓も摂取する狩猟者家族のシナリオでは、耐容週間摂取量の81.80%のダイオキシン類及びPCB類摂取となった)。
 BfRは、狩猟で得た野生獣の内臓は、2~3週間の間隔をおいて摂取するよう勧告した。
当該意見書の英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cm/349/dioxin-and-pcb-contents-in-game-meat-do-not-pose-a-health-risk.pdf
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/343/dioxin-und-pcb-gehalte-in-wild-stellen-keine-gesundheitsgefahr-dar.pdf