食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03440070208 |
タイトル | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、魚中の水銀についてのファクトシートを公表 |
資料日付 | 2011年9月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は9月、魚中の水銀についてのファクトシートを公表した。概要は以下のとおり。 魚は良質なたん白質源である。飽和脂肪が少なく、不飽和脂肪及びオメガ-3油が多く、またヨウ素が豊富なので、全ての人、特に妊婦は食事で魚を定期的に取る必要がある。人々は、ほとんどの種類の魚について一週間に2~3人前を安全に食べる事ができる。しかし、一部の種類の魚は水銀を高濃度に含むので、特に妊婦は制限する必要がある。妊婦、妊娠を予定している女性及び小さい子供は、さめ(フレーク)、broadbill、マカジキ(marlin)及びメカジキ(swordfish)は二週間に一回のみで、その二週間は他の魚を食べてはいけない。オレンジラフィー(ヒウチダイ科の魚)となまずは、週に1回以上は食べてはいけないし、その週は他の魚を食べてはいけない。一般集団でも、さめ(フレーク)、カジキマグロ、マカジキ及びメカジキは週一回のみで、その週は他の魚を食べてはいけない。これらの魚は、寿命が長く、及び/または捕食魚であり、他の魚を食べることにより水銀をより高濃度に蓄積するので、他の種類の魚よりも水銀を多く含んでいる可能性がある。水銀は天然及び排出された汚染物質として見いだされる。それは、特に神経系に影響を与える傾向があり、胎児の発達中の神経系が特に水銀に敏感である。しかし、胎児は一般的に母親の食事を通して低濃度の水銀に暴露されることを記憶に留めて置くことが重要である。 1. 妊婦と妊娠計画中の女性の場合:(1)~(3)のいずれか (1)300~450g/週の魚及び魚介類[(2)(3)に列記した魚以外] (2)150g/週のオレンジラフィーあるいはなまず、その週は他の魚は食べてはいけない。 (3)150g/2週のさめ(フレーク)あるいはビルフィッシュ(カジキ)、その週は他の魚は食べてはいけない。 2.6歳より小さい子供の場合:(1)~(3)のいずれか (1)150~225g/週の魚及び魚介類[(2)(3)に列記した魚以外] (2)75g/週のオレンジラフィー(ヒウチダイ科の魚)あるいはなまず、その週は他の魚は食べてはいけない。 (3)75g/2週のさめあるいはビルフィッシュ(カジキ)、その週は他の魚は食べてはいけない。 3.その他の人の場合:(1) ,(2)のいずれか (1)300~450g/週の魚及び魚介類[(2)に列記した魚以外] (2)150g/週のさめ(フレーク)あるいはビルフィッシュ(カジキ) 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.20/2011(2011.10.05)P21~22 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
情報源(報道) | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ) |
URL | http://www.foodstandards.gov.au/consumerinformation/mercuryinfish.cfm |