食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03401000149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、「ブロイラーのサルモネラ属菌削減に向けた新目標の設定が公衆衛生に及ぼす影響に係る定量的推定」意見書を発表 |
資料日付 | 2011年7月26日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)の科学パネル(BIOHAZ)は7月26日、「ブロイラーのサルモネラ属菌削減に向けた新目標の設定が公衆衛生に及ぼす影響に係る定量的推定」と題する科学的意見書を発表した(94ページ、2011年7月7日採択)。概要は以下のとおり。 ブロイラーから検出されるサルモネラ属菌の各血清型とヒトのサルモネラ症との関係を定量的推定モデルを用いて調査した。ブロイラーに起因するヒトのサルモネラ症は全体の2.4%と推定される(採卵鶏(卵)65%、豚28%、七面鳥4.5%)。そのうちの42%がS. Enteritidis、23%がS. Infantisに起因し、これ以外の血清型はそれぞれ5%に満たなかった。 ブロイラーのサルモネラ属菌が減った結果、2009年には2006年に比べて、ブロイラーに起因するヒトのサルモネラ症が69%減った。S. EnteritidisとS. Infantisを合わせた保菌率を1%まで削減しても、サルモネラ症の発症数には大差がない結果となった。しかし、全血清型の保菌率を1%にできれば、発症数の大幅削減が期待できる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2106.pdf |