食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03050720188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、脂溶性海洋性生物毒素(貝毒)サーベイランスにマウスを使ったバイオ・テストに替えて新たな化学的貝毒検出方法(LC-MS/MS:液体クロマトグラフィ・タンデム質量分析法)の適用を開始することを公表
資料日付 2010年1月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は1月11日、脂溶性海洋性生物毒素(貝毒)サーベイランスにマウスを使ったバイオテストに替えて新たな化学的貝毒検出方法(LC-MS/MS:液体クロマトグラフィ・タンデム質量分析法)の適用を開始することを公表した。
 EU法規においてバイオ・マウス・テストが化学的分析方法に替わることになり、AFSSAは2010年1月から正確で機能が証明された検査方法に基づき食用貝類の規制対象脂溶性海洋性生物毒(貝毒)9種全てについて検出、同定及び評価に必要な手段を整備した。ここでいう規制対象脂溶性貝毒とは、オカダ酸とジノフィシストキシン類、サキシトキシン群、ドウモイ酸群、ペクテノトキシン群、イエッソトキシン群、ブレベトキシン群、アザスピラシド群、環状イミン類、パリトキシン群である。AFSSAは2009年12月4日付AFSSA意見書で提案した規定のサーベイランスの対象になっていない規制対象外毒素の影響を予測しモニタリング体制設置に積極的に参加するとしている。
食用貝生産域の脂溶性藻毒サーベイランス体制に関する2009年12月4日付けAFSSA意見書(仏文24ページ)は下記URLで入手可能:
http://www.afssa.fr/cgi-bin/countdocs.cgi?Documents/RCCP2009sa0205.pdf
貝毒(カキ貝、ムール貝、ハマグリなどが摂取する微小藻類が産生する海洋性生物毒性)とAFSSAの役割の紹介は下記URLで入手可能:
http://www.afssa.fr/PNY501.htm

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.2/2010(2010.01.13)P12
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2010/foodinfo201002.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/PM91005601.htm