食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02460010149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、鉱物油に汚染されたウクライナ産ひまわり油に関する声明を公表 |
資料日付 | 2008年5月29日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月29日、鉱物油に汚染されたウクライナ産ひまわり油に関する声明を公表した。概要は以下のとおり。 2008年4月28日に入手した情報及びJECFAが設定したADIの数値に基づき、EFSAは体重60kgのヒトが、鉱物油2 ,000mg/kg(報告されている最大含有量)を含むひまわり油を60g/日消費した場合の暴露評価を行った。評価の結果、鉱物油へのヒトの暴露量は2mg/kg体重/日となり、これは高粘度及び中~低粘度のI級油では、それぞれADIの10%及び20%に相当する。それゆえ、これらの油は公衆衛生上の懸念にはならない。一方、中~低粘度のII級及びIII級油では、ADIの200倍の暴露が起こると推定され、健康への悪影響が懸念される。それゆえ、鉱物油の等級に関する情報が必要である。また、分析データから、重金属やPCBなどその他の汚染物質が存在する懸念はない。 その後、EU各国から5月21日に入手した22種類のサンプルから、これらは高粘度の鉱物油であることが明らかとなった。また、今回のサンプルからも、重金属やPCBなどその他の汚染物質は検出されなかった。前回と同様のシナリオで暴露評価を行った結果、暴露量はADIの10%と推定され、食用には好ましくないものの、公衆衛生上の懸念にはならないと考えられる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/EFSA/Statement/contam_statement_sunflower%20oil_en.pdf |