平成18年10月9日(月)の北朝鮮による地下核実験の実施発表を受け、政府としては、放射能対策連絡会議を開催し、関係省庁、機関の協力を得て、我が国における放射能の測定(モニタリング)体制を強化するとともに、関係各国との連携を図るなど、万全な体制で対応しているところです。
今回の実験が事実としても、これに伴う放射能の我が国に対する影響については、過去の経験に照らせば、地下核実験によって大気中に放出される放射能は極微量であると推定され、人体や環境への放射能の影響は問題のない範囲と考えられます。
また、我が国の放射能影響について把握するため、放射能観測を実施しているところですが、現在得られている観測結果は
文部科学省ホームページ「北朝鮮の核実験実施発表に対する放射能影響の観測結果について」 のとおりであり、異常値の検出はありませんでした。